膿瘍の症例写真です。 

お子さんの下唇に白い塊が見られています。
これは「膿瘍」と言いまして、傷口から細菌が入り込んで、細菌の塊を形成したものです。
多くは小さな傷口から、始まって細菌が増えたものです。
ちなみにウイルスが入り込んだ場合は、口内炎になります。
かなり重症でお子さんはかなり痛みを訴えていました。

肛門周囲膿瘍の症例写真です。 

赤ちゃんのおしりにできるコブのようなかたまりで多くは赤く腫れています。
のみ薬が比較的効果がありますので、早めの治療をおすすめします。
膿みがでている時はさらに抗生剤の内服薬も必要です。
ほとんどが男の子の赤ちゃんで０才児にもっとも多くみられます。

肛門の周囲に円形の腫瘤がみられることがあります。
これを肛門周囲膿瘍といって、痛みがでることがあります。
十全大補湯という漢方薬が効果的です。
男の子に多くみられる病気ですが、再発が多いと手術が必要なこともありますので、早めにお薬で治しましょう。

先天性股関節脱臼の症例写真です。 

6か月の赤ちゃんの両足を伸ばした状態です。
左足のほうが、右足より、短く見えています。
正常の赤ちゃんの足は、このように伸ばした時は、左右対称で、同じ長さになりますが、このようにどちらかの足の長さが短いのは、先天性股関節脱臼がある事を意味しています。
短く見えているほうの足に股関節脱臼があるのです。
整形外科を受診しましょう。

瘻孔の症例写真です。 

お子さんの耳に見られた瘻孔の穴です。
耳の周囲に見られることが多いです。
瘻孔は、トンネルのようなもので、ここに細菌が入りますと、瘻孔の穴から、膿みが出てきます。

リンパ管腫の症例写真です。 

お子さんの左頚部に見られたリンバ管腫の腫れの写真です。
このお子さんの場合は、リンバ管腫が口の中の左側にも見られていて、このために、舌が右側に変位しています。

副耳の症例写真です。 

写真は、赤ちゃんの耳に見られた副耳です。
これが見られるお子さんは、耳のところに穴が空いていて、皮膚と耳の中をつないでいる事がありますので、注意が必要です。

副耳の症例写真です。 

お子さんの耳の近くに見られた典型的な副耳です。

症状は特に何もありませんが、この副耳に瘻孔のようなトンネルがある場合があります。

感染症を繰り返す事が無ければ、経過観察で大丈夫です。

年齢が上がってきますと、美容的な意味で手術することもあります。

この写真は臍ヘルニアです。

赤ちゃんに見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。

早期に圧迫固定しますと早くよく治ります。

この写真は臍ヘルニアです。

赤ちゃんのお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍が多く飛び出して見えます。

この写真は臍ヘルニアです。

赤ちゃんのお腹のお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍のところが丸く飛び出して隆起しているのがわかります。