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SSSS 首の後ろ

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SSSS 首の後ろ

 

とびひの治療をしているにも関わらず、3日後にSSSS(ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)を発症したお子さんです。
SSSSは、とびひの原因菌であります黄色ブドウ球菌がさらに重症化した状態で、入院治療が必要な重要なお子さんの病気です。
このお子さんの場合、原因細菌は抗生剤が非常に効きにくいタイプの耐性菌の黄色ブドウ球菌(MRSA)でした。
首には、この写真のように剥脱性の紅斑がみられますが、紅斑(皮膚が真っ赤な状態)の部分の皮膚はピリピリとした痛みを伴いますので、肌着があたっただけでも物凄く痛がります。

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