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とびひ

健康なお子さんの肌は,皮膚の表明が保湿されていますので、外から皮膚の中に

細菌が入ることはありません。ところが、皮膚の保湿が充分に保たれていませんと、

その傷のところから、皮膚の中に細菌がいとも簡単に入ってしまいます。

この代表的な皮膚の病気が「とびひ」(伝染性膿か疹)です。

お肌が傷つくのは、虫刺されでも良いですし、アトピー性皮膚炎の時のように

皮膚の保湿が不十分な時でも起こります。

よくあることですが、「とびひ」なのに、抗生剤の塗り薬ではなく、リンデロンなどの

ステロイドの塗り薬が使われていて、「とびひ」が改善しないケースや悪化している

ケースをよく経験します。とびひには、抗生剤の塗り薬は効果がありますが、

ステロイドの塗り薬は効果はありません。

とびひも重症な場合は、抗生剤の飲み薬も必要です。

とびひにはいろいろなタイプがあり、また、とびひが出来る場所も様々です。

どうか、実際のとびひの写真をみていただき、適切に治療を

早めに受けていただきますように、この写真の例を参考になさってください。

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