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インフルエンザ対策の問題点 -ワクチン、診断、治療-

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インフルエンザ対策の問題点
-ワクチン、診断、治療-
神奈川県警友会けいゆう病院
 小児科 菅谷 憲夫先生講演会

①乳児と13~15才の群でワクチン効果があまり認められていません。
1才~12才の群ではワクチン効果が良く認められています。

②2016年の2~3月頃にはA型とB型のインフルエンザワクチン効果がかなり下がります。
インフルエンザワクチンは接種後半年も効いていません。

③インフルエンザワクチンは、小児では入院防止効果がみられるので積極的に接種しましょう。

④インフルエンザワクチンA型には高い入院防止効果があります。

⑤フルミスト(インフルエンザ生ワクチン)はインフルエンザのH1N1/09には効果がありませんでした。
2014~2015年で、フルミストは不活化ワクチン(インフルエンザワクチン)に比較して変異したA香港型インフルエンザに対する効果が高い証拠は得られていません。

⑥インフルエンザが証明された患者さんだけでみますと、タミフル治療群ではタミフルを使用していない未治療のプラセボ群に比べて、
 A)羅病期間が21%短縮されました。
 B)下気通感染(肺炎など)の合併が44%少ない傾向にありました。
 C)入院も63%少ない傾向にありました。

⑦2015~2016年の今年はB型主体の流行がみられるでしょう。また、3~4割はA香港型が流行するでしょう。

⑧インフルエンザB型の羅患歴のない小児では新しい四価のインフルエンザワクチンが有効でしょう。

⑨小児では、B型はA型と同じように重く、死亡者も出ます。

⑩成人も高齢者もB型には新しい四価のインフルエンザワクチンが50%と有効率が高いので、インフルエンザワクチンの接種をするべきでしょう。

~新型インフルエンザ対策~

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「けいゆう病院 小児科 菅谷憲夫先生 講演会より」

新型インフルエンザの特徴は~

●血液中の酸素の濃度が低下してしまう「低酸素血症」が多くみられます。
呼吸困難の症状が出たり、意識レベルが下がったりします。
重症のウイルス性肺炎をおこしやすい傾向にあります。

 

●新型インフルエンザの日本での死亡者数は200人と世界の中でも極端に少ない事は間違いありません。
重症の肺炎が多発したにもかかわらず、日本の小児死亡例は増加していません。妊婦さんの死亡例もありません。

●インフルエンザ発症後、48時間以内にタミフルやリレンザ、イナビルによる治療を開始することが重要です。
これが出来るのは世界でも日本だけです。
重症のインフルエンザでは、タミフルの増量、長期投与を考えた方が良いでしょう。
吸入タイプのイナビルは小児に効果の高いことがわかっています。リレンザと構造が似ているので、タミフルより早く解熱します。

 

●小児は4才~小学生、成人では30代後半~50代の方が重症化しやすいので、予防接種が大切です。
本来は国民全員に接種するのが望ましいと考えられます。

アジュバントワクチン 

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~千葉県ワクチンフォーラム講演会より
                  黒崎知道先生~

新型インフルエンザは、その流行がおさまっても、次の流行が来る前に、新型インフルエンザワクチンを接種して、予防の準備をしておくことが大切です。
新型インフルエンザワクチンに、これまでかかったことがないお子さんは、次の新型インフルエンザの流行がおきた時に、重症化する可能性があります。

「アジュバントワクチン」とは・・・
「アジュバントワクチン」とは、外国産の新型インフルエンザワクチンです。

その特徴は、
①ワクチンの免疫効果が、国産と比べて高い傾向があります。



②小児において、ワクチン接種後3週間で、100%の確率で免疫がつきます。



③小児において、重症な有害事象(接種部位の腫れや痛みなど)は、みられません。



④注射部位の痛みがやや多い有害事象ですが、ワクチン接種後20分以降に鈍痛がみられます。



⑤たった「一回」のワクチン接種で、著明な免疫効果があります。



⑥小児では、特に低年齢での免疫効果が高くみられます。(国産のワクチンは、小児の低年齢での免疫効果が、外国産に比べて弱い傾向があります)


「アジュバントワクチン」には、次のような利点があります。
①早い免疫の立ち上がりがあります。



②通常のワクチンより、強い免疫の反応があります。


③通常のワクチンより、長期にわたるワクチンの予防効果があります。


④通常のワクチンと比べて、有害事象が増えるわけではありません。


⑤筋注のワクチンなので、局所反応(接種部位の腫れや痛みなど)が出にくく、免疫力も、より高くなります。


「アジュバントワクチン」の接種方法
・6カ月~10才未満  0.25ml の筋注を「1回」のみ    
・10才以上~成人    0.5ml の筋注を「1回」のみ

新型インフルエンザの予防と治療

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原土井病院  池松秀之先生講演会より

*タミフルに耐性のあるインフルエンザウィルス(薬剤耐性インフルエンザウィルス)の、人から人への感染はまだみられていません。
リレンザに耐性のあるインフルエンザウィルスはみられていません。
そのため、薬剤耐性インフルエンザウィルスが拡大してくることはありません。

*B型インフルエンザに対しては、タミフルよりリレンザの方が早く解熱します。

*9才以下のお子さんでは、タミフルより「イナビル」という吸入のお薬のほうが圧倒的に効果があります。

*インフルエンザの家族内感染は、お子さんからお子さんへの感染が最も多くみられます。

*ワクチンを接種した人は、接種していない人に比べインフルエンザの発症を抑える効果があります。

*アジュバントワクチン(単独の新型インフルエンザワクチン)は生後6ヶ月からの赤ちゃんでも一回の接種で100%の免疫効果が得られます。
(当クリニックでは取り扱ってはおりません)

インフルエンザの最新情報

インフルエンザの最新情報
東北大学微生物学分野  押谷 仁先生講演会

 

①ほとんどの人はインフルエンザの「H1N1」や「H3N2」に過去に感染したことがあり、基礎免疫をもっていますので、インフルエンザワクチンは成人は1回接種のみでOKです。ところが、お子さんは基礎免疫をもっていませんのでインフルエンザワクチンが2回接種が必要になります。

 

②本来、「鳥」や「豚」で感染しているインフルエンザウイルスが「人」に入ってきますとこれが「新型インフルエンザ」になります。本来インフルエンザウイルスは鳥は鳥同士で感染して、豚は豚同士で感染して、人は人同士で流行しているものです。

 

③アメリカでは生後6ヶ月以上のお子さんにインフルエンザワクチンを接種することを推奨しています。

 

④インフルエンザワクチンの有効率は
 お子さんでは 50~60%
 成人では    50~60%
 高齢者では  30~40%
です。ただし、13~15才の年令層のお子さんはインフルエンザワクチンの有効性が低い傾向があります。

 

⑤高齢者ではインフルエンザワクチンの有効率は低い傾向にありますが、呼吸器症状、肺炎、入院、死亡などの重症化を防ぐ効果が大きいのです。

 

⑥新しい四価のワクチンはA(H1N1)(A(H1N1)pdm09)+A(H3N2)+B(ビクトリア)+B(ヤマガタ)とB型が2種類になったのが特徴です。

 

⑦抗インフルエンザウイルス薬は早期に投与されますと有熱期間が1日短縮されるという根拠があります。

 

⑧抗インフルエンザウイルス薬はある程度、インフルエンザの重症化を防ぐことが出来ます。

 

⑨インフルエンザ生ワクチン(フルビル)は小児に対して有効性が認められています。

インフルエンザ対策の問題点 -ワクチン、診断、治療-

インフルエンザ対策の問題点
-ワクチン、診断、治療-
神奈川県警友会けいゆう病院 小児科 菅谷 憲夫先生講演会

 

①乳児と13~15才の群でワクチン効果があまり認められていません。
1才~12才の群ではワクチン効果が良く認められています。

 

②2016年の2~3月頃にはA型とB型のインフルエンザワクチン効果がかなり下がります。
インフルエンザワクチンは接種後半年も効いていません。

 

③インフルエンザワクチンは、小児では入院防止効果がみられるので積極的に接種しましょう。

④インフルエンザワクチンA型には高い入院防止効果があります。

⑤フルミスト(インフルエンザ生ワクチン)はインフルエンザのH1N1/09には
効果がありませんでした。
2014~2015年で、フルミストは不活化ワクチン(インフルエンザワクチン)に比較して変異したA香港型インフルエンザに対する効果が高い証拠は得られていません。

 

⑥インフルエンザが証明された患者さんだけでみますと、タミフル治療群では
タミフルを使用していない未治療のプラセボ群に比べて、
 A)羅病期間が21%短縮されました。
 B)下気通感染(肺炎など)の合併が44%少ない傾向にありました。
 C)入院も63%少ない傾向にありました。

 

⑦2015~2016年の今年はB型主体の流行がみられるでしょう。
また、3~4割はA香港型が流行するでしょう。

 

⑧インフルエンザB型の羅患歴のない小児では新しい四価のインフルエンザワクチンが有効でしょう。

 

⑨小児では、B型はA型と同じように重く、死亡者も出ます。

 

⑩成人も高齢者もB型には新しい四価のインフルエンザワクチンが50%と有効率が高いので、
インフルエンザワクチンの接種をするべきでしょう。

Influennza up to Date 2013

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新潟大学 小児科 齋藤昭産先生④講演会

 

①トリインフルエンザA(H7N9)

1)死亡率が32%と重症なインフルエンザです。

2)死亡例は発症1週間以内に重症肺炎及びARDSに進行しています。

3)パンデミックの可能性があります。何故ならば、日本人には既存の抗体がないからです。(免疫がないからです)

 

②インフルエンザらしさとは

 

1)症状は突然出現します

2)発熱、筋肉痛、頭痛、不快感、食欲不振

 

③タミフル 治療経験が多く乳幼児にも使えます。

1~5才の急性中耳炎を予防しますが、嘔吐のリスクをあげます。

④リレンザ タミフル耐性(タミフルが効かない)インフルエンザに有効です。

⑤インフルエンザの抗ウイルス薬は

1)早期の治療により死亡率を低下させて入院日数も低下させます。)

抗ウイルス薬の使用開始にはインフルエンザ検査陽性を待たせなくても良いです。

3)抗ウイルス薬は、重症例では初熱後48時間を越えていても開始してよいです。

 

⑥日本ではインフルエンザワクチンの集団接種をしていた時期の高齢のインフルエンザや肺炎による死亡を抑制していたという集団免疫効果がありました。インフルエンザワクチンを接種しているお子さんがインフルエンザワクチンを接種していない人を守る集団免疫効果がインフルエンザワクチンにみられています。

 

インフルエンザワクチンの接種は個人ではインフルエンザの重症化を抑制して集団ではインフルエンザワクチン未接種の人を守る集団免疫効果があるのです。

「抗インフルエンザとインフルエンザワクチンの課題H7N9に備えて」

「抗インフルエンザとインフルエンザワクチンの課題H7N9に備えて」 神奈川警友会 けいゆう病院小児科 菅谷憲夫先生講演会

①発病防止からみたインフルエンザワクチンの効果はインフルエンザA型では1~6才ですと52%、6ヶ月~1才ですと80%です。

②A香港型のインフルエンザに対してはインフルエンザワクチンは効果が低い傾向にあります。健康成人ですと40~50%、高齢者の発病防止効果は11%とさらに低くなります。

 

③インフルエンザワクチンは65才以上の高齢者ではA香港型インフルエンザに対してはほとんど効果がありませんがB型インフルエンザには高い効果があります。

④「健康な高齢者」にインフルエンザを接種しますと重症化や死亡率が低下していますが、高齢者全体にこの傾向がみられるわけではありません。

⑤インフルエンザワクチンの学童集団接種の時期はこのおかげで高齢者の死亡率が下がっていました。これは「indirect protection」という予防効果です。

⑥インフルエンザワクチンの学童集団接種を止めてから1~4才児のインフルエンザでの死亡率が増えました。
(インフルエンザの脳炎や脳症が増えました)

これは、学童集団接種が幼児のインフルエンザの死亡や脳炎や脳症を抑えていたことになります。これも「indirect protection」という予防効果です。

 

⑦学童集団接種の時期は、インフルエンザによる学級閉鎖日数と欠席率も抑えて抑止力がありました。これを「direct protection」という予防効果です。

 

⑧アメリカは学童集団接種の方向に向かっています。

⑨現行のインフルエンザワクチンは卵の中で培養されて作られていますが、卵の中でインフルエンザウイルスの変異がおきていまいますので出来上がったワクチンの効果が下がってしまいます。インフルエンザ効果の低下がある現状で高齢者をインフルエンザで助けるには予防投与しかありません。もし、病院の病室内でインフルエンザの患者さんがでましたら個室に隔離することと同時に同じ病室にいた患者さんにはタミフルかリレンザの予防投与を同時に開始するのが最も良い対応策となります。

 

⑩H7N9の出現
1)このタイプのインフルエンザウイルスは致死率が33%と重症です。
2)まれですが、感染しますとほぼ重症化します。
3)脳炎をおこしやすく、パンデミックをおこしやすい特徴があります。
4)弱毒ウイルスなので鳥に感染しても症状は出ません。
5)耐性ウイルスにはT-705(Favipiravir)が効きます。
  ただし、T-705は妊娠している女性には使えませんし、妊娠している女性の夫にも使えません。

 

⑪抗インフルエンザ薬

1)B型には吸入タイプのものがよく効きます。
2)A香港型インフルエンザにはタミフルがイナビルより解熱時間が短い傾向があります。
3)入院している患者さんにはタミフルの内服がラピアクタの点滴が良いでしょう。
4)ラピアクタの点滴は早期に使いませんと効果が出ませんので発熱後48時間以内が良いでしょう。
5)ラピアクタの点滴は投与24時間後には薬剤濃度がほとんど無くなりますので、インフルエンザの重症例では1回目の投与から24時間後に2回目の再投与をしても良いですし、さらに解熱するまで連日投与してもよいでしょう。

予約なしでも診療してもらえますか?

完全予約制ではありませんが、直接窓口にご来院頂いても受付順となりますので、ご了承ください。

インターネットまたはお電話にてご予約を取ってからお越し頂くことでお待ち時間が少なくて済みますので、事前のご予約をおすすめいたします。

なお、初診の方はインターネットでのご予約が出来ませんので、お電話にてご予約をお願いします。

生まれたばかりですが、予防接種はいつごろからするべきですか?

予防接種は生後2ヶ月すぎからヒブ(Hib)、小児肺炎球菌、B型肝炎、 ロタウィルスの接種が可能です。

水ぼうそうやおたふく風邪のワクチンはうけるほうがいいですか?

みずぼうそうやおたふくのワクチンは1歳過ぎれば 接種可能です。

早めにワクチンを接種すると仮にみずぼうそうや おたふくにかかっても軽くすむ傾向があります。

また小学生になってもみずぼうそうやおたふくに かかっていない場合は症状が重くなり合併症の 脳炎や髄膜炎の可能性が高くなりますので 早めのワクチンの接種が必要です。

水ぼうそうワクチンとおたふくワクチンでは、 先に水ぼうそうワクチンを優先して接種してください。

水ぼうそうワクチンの後27日以上間隔をあければ、 おたふくワクチンを接種することができます。

異物を喉につまらせた場合、まずどうしたらいいですか?

異物を喉につまらせた場合は小さい子供や赤ちゃんは 喉に手をツッコミ咽頭反射を起こして吐かせるのが 簡単な方法です。

大きい子供は後ろから両手を子供のお腹にあてて 思いっきり上方に引き上げる方法があります。

アトピー性皮膚炎がひどいときは、プールには入らない方がいいですか?

アトピー性皮膚炎がひどいときはプールや温泉はさけたほうが良いでしょうが皮膚炎が良いときは入っても問題はありません。

受けられる予防接種の種類

○野田市の方が公費負担で受けられる予防接種の種類(無料)

 

対象年齢外は自費となりますので、ご注意ください。

詳しくは保健センターまで http://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/04-30.html
予防接種について

発熱が37.4℃以下で健康状態が通常のときに、接種していただけます。
接種についてご不明な点がありましたら、クリニックまでお問い合わせください。

※市外の方は、お住まいの市町村にお問い合わせ下さい

 

『B型肝炎ワクチン定期接種化の課題』

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『B型肝炎ワクチン定期接種化の課題』

                           済生会横浜市東部病院 

               小児肝臓消化器科

乾あやの先生講演会

①B型肝炎ウィルスは一度感染すると一生体の中に存在します。

 

②小児のB型肝炎の感染は、特に3才未満は持続感染となり、多くは自覚症状が無いことが多いです。

 

③B型肝炎はユニバーサルワクチンの接種によりB型肝ガンが減っています。

 

④B型肝炎ウィルスは 尿<唾液<涙、汗の順に多く含まれています。

 

⑤アトピー性皮膚炎、水痘、とびひ、ひっかき傷がありますと、その皮膚の傷のところにB型肝炎ウィルスが付着して体内に入り感染することがあります。保育園などでは、B型肝炎のキャリアーのお子さんがいた場合、ひっかき傷などからB型肝炎ウィルスが感染する可能性があるのです。

 

⑥小さいお子さんは、祖父、祖母、父、母からのB型肝炎の感染に注意が必要です。同居している方がB型肝炎のキャリアーですと感染のリスクがあります。

 

⑦日本では、B型肝炎の死亡率が高いです。

 

⑧日本は、B型肝炎の患者さんが多いアジアの国からの訪問者数が多い現状があります。

 

⑨B型肝炎ワクチンは、12才のキャッチアップワクチンを接種しておきますと、B型肝炎の発生をより一層抑制できます。

 

⑩B型肝炎は、ワクチンで発症予防するのが一番良い対処法で、発症してから治療するより簡単です。

 

⑪保育園での集団生活、アトピー性皮膚炎、湿疹、家族内感染、性交渉などがB型肝炎のリスクファクターです。

 

⑫小学校高学年でのB型肝炎ワクチンのキャッチアップ接種が必要です。

⑬同居している家族の方にB型肝炎の患者さんやキャリアーの人がいる時は、赤ちゃんが産まれましたら出来るだけ早くB型肝炎のワクチンを接種した方が良いでしょう。家族からの感染を防ぐためには生後2ケ月からのスタートを待たず、生後間もない時期に接種をしても良いことになっています。(厚生労働省のHPより通達がでています。)

『小児のB型肝炎とワクチンの正しい知識』

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『小児のB型肝炎とワクチンの正しい知識』
済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科 藤澤知雄先生講演会

 

①小児のB型肝炎ウイルス(HBV)感染
小児のB型肝炎ウイルスの感染は、特に3歳未満のお子さんは持続感染となりやすい特徴があります。つまり、キャリアー(保菌者)になりやすいのです。 また、成人のB型肝炎ウイルス感染でもキャリアー(保菌者)はいます。

 

 

②3才以下のB型肝炎ウイルスの感染は、感染した後に、持続感染となりキャリアーとなり慢性肝炎から肝硬変から肝癌へと移行する経過をたどる例があります。

 

③父子感染(お父さんからお子さんへの感染)と同胞感染(兄から弟への感染)があります。

 

④お母さん以外のお父さんによる家庭内感染があります。

⑤保育園などでの感染もあります。

 

⑥成人にみられる主に性交感染症としてみられるB型肝炎ウイルスのお子さんへの感染もみられます。

 

⑦体液(唾液、涙、汗)がB型肝炎ウイルスの感染源になります。例えば保育園での体液による感染などです。涙と汗にB型肝炎ウイルスが多く認められているのです。

 

⑧B型肝炎ウイルスの一過性の感染でも肝細胞の中にB型肝炎ウイルスは残っています。例えば、一回B型肝炎ウイルスのB型肝炎になって治った人が再度B型肝炎ウイルスの再活性化がおこって再び肝炎をおこすことがあります。(de no vo 肝炎といいます。)

 

⑨世界で生まれるお子さんの80%が「無料」でB型肝炎ウイルスのB型肝炎ワクチンを接種されています。

 

⑩B型肝炎ウイルスに感染していて症状の出ない人(キャリアー)の体液が感染源になるので、父子感染や保育園での感染の問題があります。

 

⑪0~3才未満でB型ワクチンを接種することが望ましいと考えられます。

 

⑫B型肝炎ワクチンを3回接種しても抗体が上がりにくいお子さんには、もう1クール(3回)ワクチンを接種してみると良いでしょう。

水痘ワクチンの接種対象者・接種方法等について~

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[対象者]
〇生後12月から生後36月に至るまでの間にあるお子さんです。

・生後12月以降に3月以上の間隔をおいて2回接種を行っている方:
既に定期接種は終了しているとみなされ、定期接種の対象にはなりません。

 

・生後12月以降に1回の接種を行っている方は:
1回の定期接種を行っているものとみなされます。生後12月から生後36月に至るまでの間にある(1歳の誕生日から3歳の誕生日前日まで)場合は、過去の接種から3月以上の間隔をおいて1回の接種を行います。
しかし、生後36月に至った日の翌日から生後60月に至までの間にある(3歳の誕生日から5歳の誕生日前日まで)場合、定期接種を終了しているものとみなされ定期接種の対象とはなりません。

 

・予防接種を受けることが適当でない者については特記事項なし。
(発熱や急性疾患などのワクチン全般に共通するもの以外なし)



[接種方法]
〇乾燥弱毒生水痘ワクチンを使用し、合計2回皮下に注射します。3月以上の間隔をおくものとして、接種量は毎回0.5mlとします。


[標準的な接種期間]
〇生後12月から生後15月に至るまでに初回接種を行い、追加接種終了後6月から12月に至るまでの間隔をおいて1回行います。



[経過措置]
〇生後36月から生後60月に至るまでの間にある者を対象とし、1回接種します。ただし、平成26年度限りのものです。

 



[その他]
〇既に水痘に患したことがある者は接種対象外となります。
〇任意接種として既に水痘ワクチンの接種を受けたことがあるお子さんは、既に接種した回数分の接種を受けたものとみなす(経過措置対象者も含む)
〇当該疾病はA類疾病として規定される。

~「ポリオQ&A」改定に伴う4種混合ワクチン接種対象者の変更、対応について~

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~「ポリオQ&A」改定に伴う4種混合ワクチン接種対象者の変更、対応について~

4種混合ワクチンについては接種対象を原則として三種混合ワクチン及び生ポリオワクチン・不活化ポリオワクチンの未接種者としていたところですが、 平成26年4月9日付きで厚生労働省より「ポリオQ&A」改定の連絡があり、今後三種混合ワクチンの製造中止に伴い供給が徐々に減っていく見通しであることを踏まえ、 不活化ポリオワクチン及び二種混合ワクチンの接種回数が同じ場合、残りの接種は4種混合ワクチンが使用可能であると変更になりました。

接種状況   

          

①三種混合ワクチン・不活化ポリオワクチンとも一度も接種していない場合

★4種混合ワクチンを使用できます

②三種混合ワクチン・不活化ポリオワクチンを単独で開始しているが接種回数が同じ場合

★4種混合ワクチンをしてもよいです

 

③三種混合ワクチンは接種完了しているが不活化ポリオワクチンが完了していない場合

★不活化ポリオワクチンを使用しましょう(*1)

④経口生ポリオワクチンをポリオワクチンが2回終了しているが三種混合ワクチンが完了していない場合

★三種混合ワクチンを使用するが入手困難の場合は4種混合ワクチンを使用 してもよいでしょう

⑤不活化ポリオワクチンは完了しているが三種混合ワクチンが完了していない場合

★三種混合ワクチンを使用しましょう(*1)

(*1)完了しているワクチンの規定回数を超えるため、4種混合ワクチンは使用できません

麻疹・風疹混合予防接種(2期)の接種期限をご確認ください

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麻疹・風疹混合予防接種は大変重要であり、進学や就職するとき、就学旅行や留学で渡航する時などに、2回接種を求められることが多い状況です。

麻しんは人から人へ感染しやすく、時に死に至る重大な病気です。

また、麻しんは、妊娠初期の妊婦さんがかかると赤ちゃんが先天性風しん症候群(心疾患・難聴・白内障・網膜症などの障がい)という病気を持って生まれてくる危険性があります。
接種期間を過ぎると費用が全額自己負担になります。(1万円前後かかります)ので期間内の接種をお勧めします。なお接種期間内(年度内)1回のみです。


対象者:平成20年4月2日生まれ~21年4月1日生まれ

     (現在:年長さんのお子さん)


接種期限:平成27年3月31日まで

不活化ポリオワクチン4回目の接種は終了されていますか?

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子ども達をポリオから守るためには、現在その国でポリオが発生していなくても、皆が定められた回数を接種し、高い接種率を保ち続けることが重要です。

ご存じの通り不活化ポリオワクチンは、時間の経過とともに抗体価が低下するので、長期免疫を保つためには3回接種免疫後、一定期間をおいて追加免疫として4回目の接種をすることが大切です。

また、4回接種に使用するワクチンですが「原則として最初に使用した不活化ポリオワクチン(単独又は4種混合)を最後まで使用してください。

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