川崎病

川崎病

赤ちゃんに多くみられる病気です。早期発見、早期治療が大切です。

症状としては

①発熱

②発疹

③リンパ節腫大

④眼球結膜の充血(目が真っ赤になる)

⑤口唇が赤く腫れる

⑥手足がむくんだように腫れる

⑦イチゴ状舌(舌の表面がイチゴのようにブツブツとしている)

以上が多くみられる症状ですが、次の特徴も川崎病の可能性が高い症状です。

⑧BCG接種部位に水疱や発赤がみられることがある

写真には典型的な②と⑧の症状を載せています。

1 川崎病発症初期の BCG接種部位

写真

川崎病発症初期の BCG接種部位

 

川崎病は早期に入院治療が必要な、重要なお子さんの病気です。
川崎病の特徴として、BCG接種部位に水疱や発赤ができることがあります。
写真はその典型的な川崎病のBCG接種部位の例です。

2 川崎病発症初期の発疹

写真

川崎病発症初期の発疹

 

川崎病の発疹は定まったものがないのが特徴です。
写真は川崎病のお子さんに見られた「不定形発疹」です。
じんましんに似ていることもありますが、様々なタイプの赤い発疹がみられるのが特徴です。

3 川崎病 BCG接種部位(治療後)

写真

川崎病 BCG接種部位(治療後)

 

1のお子さんのBCG接種部位を、川崎病の治療後に撮影したものです。

1のような水疱や発赤はなく、正常なBCG接種部位に回復しています。

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